C O P E N H A R G E N

 

 

 

デンマーク デザイン ミュージアム

 

 

僕がデンマーク デザイン ミュージアムを訪れていた時、特別展で「日本から学べ」という企画展を行っていた。そこには柳宗理がデザインしたバタフライスツールやその他作家の茶器、照明他、日本の伝統的なものが様々と置いてあった。常設展では特に世界の椅子を集めたコーナーが非常に興味深かった。

 

このミュージアムは(入り口のレセプションの方が言うには)元々は病院だったところをコンバージョンしてミュージアムに転用したそうだ。その間取りから病院と美術館は同じ間取りで成立するんだなぁ。ということを感じた。古くなっても老朽化とは無縁のとても良いミュージアムだった。

 

ミッケラー ビール

 

デンマーク、コペンハーゲンといえばここ。

店休日だったのに中を覗いていると「どうぞ」と招き入れてくれた優しいスタッフ。今年の新作ビール(とは言え、溢れるほどの新作が出てくるミッケラーなので今の旬というところか?)と紹介されたビールとここでしか買えないTシャツを買って帰った。ファントム(まぼろし)と言われるミッケラー。ここはアクチャル(現実)のミッケラーだが、それにしても周りの景色は、廃墟というか、虚無空間というかクリスチャーニアの先にあるだけに、その退廃感は美しくすらある。

 

 

 

 

 

アンデルセン アンデルセン

 

 

ニットが好きな人は「アンデルセン アンデルセンのセーター好き!」という人、多いのではないだろうか。

 

ここコペンハーゲンに小さなお店があるアンデルセン アンデルセンのニット製品は、港町コペンハーゲンで風に吹かれた後見るのと、東京のブティックで見るのとでは違った製品に見えるから不思議だ。

 

港町特有の横から吹く風。それを受けても全く寒くないセーター。

そんな海の男たちが愛用するアンデルセン アンデルセンはガンジー セーターで有名なル・トリコチュールよりも堅牢にできていて寒い横風が吹きすさぶような冬にはもってこいの製品だ。店内にはフィン ユールの家具が点在し華美な装飾など全くない至って簡素な北欧の質感・装飾感を保っている。オーナーとオーナーの奥さんによって創業されたアンデルセン アンデルセン。偶然お店で彼らに合い、少しの間談笑させていただいた。二人ともとても気さくな人柄。とても気持ちの良いお店だった。

 

セーター1枚。マフラー1巻 購入。

冬が来るたびに活躍する無敵のセーター。