17.Nov.2021
Good Time Roll Pt.2 ♪
英国のモーターサイクルウエアの老舗、BELSTAFFがまだJAB HOLDING COMPANY(ドイツのコングロマリット)の傘下だった2014年にかなり大掛かりなプロモーションが行われましたが、その中でもこのPVはとても印象的でした。音楽も、そのタイトルも。
20 Apr.2021
Missing ♪
当時発売されたファースト・アルバム「エデン」は衝撃的で、またUKに素晴らしいグループがデビューしたと喜びでいっぱいになり、その後も彼らをずっと追いかけていた。
ボーカルのトレーシーを知ったのは、スタイルカウンシルのアルバム「カフェ ブリュー」。そこで彼女は一曲歌っていて、特徴あるその声はずっと耳に残っていた。
この曲ミッシングは90年代の半ば頃の曲だと思うけれどずっと質感を変えずに10年以上やってるところも凄いが2024年でデビュー40周年。全く古さを感じさせないのも凄い。
7 Dec.2020
Orange ♪
フォークーなボーカル、揺れるギターの音。
ワンテイクで録音したこの曲
7 Dec.2020
Sinnerman (Nina Simone) ♪
この曲はいろいろな人がカバーしてるけど、彼女のは一味違ってかっこいい。
ニナ シモンのはメトロポリタンなスピード感があるけど、彼女のは敢えて言えば
アメリカンカントリーサイドな雰囲気に仕上がっている。
ギターと共にビブラートするボーカルの声が素敵。
7 Dec.2020
♪ K
Rosie Carney
ゆるくて、柔らかくて、これもいい感じ。
29 Nov.2020
♪ Long Way Round
Stereophonics
ユアンマクレガーとチャーリーブルマンがオートバイを使ってロンドンからニューヨークまでの大陸横断旅行を行ったドキュメンタリー「ロング ウェイ ラウンド」のテーマ曲
29 Oct.2020
♪ Paper Doll
Tatsuro Yamashita
1978年
70年代に既にこの音楽があった。ということ以外申し上げることはない。
29 Sep.2020
♪ Bittersweet
Lianne La Havas
ロンドン生まれのリアン・ラ・ハヴァスの3rd.アルバム。
自然と植物のライフサイクルにインスパイアされた。と彼女が言うようにオーガニックなジャジーさが全編に漂うアルバム。
ニューヨークにあるホテルのラウンジに舞い込んだ気分にさせるこの曲。
20 Aug.2020
♪ Goo Goo Barabajagal
Donovan and Jeff Beck Group
3 Jul.2020
♪ Loud minority
U.F.O.(United Future Organization)
矢部直、Raphael Sebbag、松浦俊夫の三人によるユニット
今聞いても1992年のアルバムとは思えないモダンさ。
冒頭にサンプリングしたミッシェル ルグランの曲 ♫ La pasionariaで一気に持っていかれてしまう。
このアルバムが出てから既に28年だが、今の若い子にとっては初めて聞く新鮮な音楽ではないだろうか?
この曲がジャズへの入り口になれば嬉しい。
3 Jul.2020
♪Alone in the dark
Ann Lewis
作詞作曲:吉田美奈子 編曲:山下達郎
と言えばそれ以上の説明は不要。
THE CITY POPSな一曲
18 Apl.2020
♪Magazine
HAJK
ノルウェーの五人組ハイク。
キングス オブ コンビニエンス同様ノルウェーの音には冬がある。
静かで心落ち着くヒュッゲな音楽。
25 Feb.2020
♬ Get it up for love
Ned Doheny
1976年 リリースのアルバム『HARD CANDY』に入っているこの曲、Get it up for love。
先ほどのアル サニーを聞いていて思い出した。今聞いてもAORサウンドの中でも屈指の名曲。これが発売された当時、僕はまだ11歳だったのになぜかよく覚えているこのフレーズ。子供の記憶力というのはすごいものだ。
25 Feb.2020
♬ If Your Heart
Al Sunny
アルバム「PLANETS」の2曲目に入っているこの曲。
「あれ?今時ネッド ドヒニー?」
タワーレコードで流れている音に耳を疑った。
よくよく見れば、新譜として発売しているアルバムで、視聴できる。早速聞いてみると懐かしいAORサウンド。今時こんなAORサウンドの新譜が出てるなんて!?
彼、Al Sunnyはフランス人でどうやらAORサウンド一筋でやってるらしい。これは稀有な存在だ。早速アルバムを買ってみたが頗るよかった。 是非、他のアルバムも聞いてみたい。
♫ Betty et Zorg
「Betty Blue」は1986年公開のフランス映画。
ガブリエル ヤレドが作ったこの名曲は当時21歳だった僕の心に刺さった。
映画はもちろん、この素敵な音楽と相まって今も僕の中ではベルエポックな作品として残っている。
♫ Nyanza
ティモ ラッシー(サックス)とテッポ マキネン(ドラマー)がファイブ コーナー カルテットというジャズ グループで活躍していた2010年に僕は彼らをブルーノート東京で観た。
「Hi 僕たちはフィンランドから来たジャズメッセンジャーですよ」
とリーダーのテッポ マキネンが言ったのが印象的だった。
彼らは再びコンビを組んで新しいアルバムを作ったようだ。
数学的な北欧のジャズ。 とても素晴らしい。
♫ 空洞です
ゆらゆら帝国。「空洞です」
僕は若い頃、サブカルタウン高円寺に長い間住んでいた。
この曲「空洞です」は僕にとって高円寺ソングと言いたいほど70年代の匂いと古着が醸す空気感を持っている。今もあるのだろうか?高円寺の”四丁目カフェ”でこの曲が流れればこれ以上の状況はない。
♫ Rise
ケニー バークの 「Risin' to the top」を聴いていてこの曲を思い出した。 Herb Alpertのこの曲は1979年のリリースの様だが、当時14歳だった僕はなぜか鮮明に覚えている。日本で何かCMで使われていたのかな?。完全に頭に刷り込まれているこのメロディーライン。
「大人ってかっこいいなぁ。」
僕がそう思った最初がこのハーブ アルバートだったかもしれない。
♫ Risin' to the top
僕はケニー バークの事をほとんど知らないがこの曲はよく知っている。80年代のソウル・パンク・スムース・グルーブの中でも群を抜いてかっこいい。
あの頃プールバーで玉突きをしているとどこからかともなく聞こえてきたのがこのRisin' to the top。 マイヤーズのダークラムが美味しい季節になるとレゲーとブラックコンテンポラリーが聴きたくなったあの頃。
♫Bud guy
Billie Eilish
わずか10代にして、この貫禄と声。
僕が今10代だったら彼女に夢中になっただろう。
オーサム! 今一番カッコイイ10代。
ビリー アイリッシュ。言うことなし。久しぶりに買いたい音楽に出会った。
♫Sinnerman
ニーナ シモン (1933年2月21日 - 2003年4月21
この曲との出会いはセンセーショナル。S.マックィーンが主役だった映画「トーマス クラウン アフェア(華麗なる賭け)」をピアース ブロスナンがリメイク。劇中で使われていたのがこの曲です。
「これはやばい。」と思い早速サントラを購入。ビル コンティが作るサウンドトラックは素晴らしく、 ニーナ シモン以外の曲も良かったので1990年代の終わりはこのアルバムばかり聞いていました。
♫My One And Only thrill
メロディ ガルドー
デビューからずっと聞いていたメロディ ガルドー。
近頃新しいアルバムのニュースが届いてこない。いつかパリで観たい。彼女のライブ。
♫Who I Am by Victory
I was born in a world of great divide
「格差のある世界に生まれた。」で始まるこの歌詞は各自の存在を考えさせられるには十分な問いかけである。その昔、格差はどうしようもなく生涯つきまとう差であったが、それに多くの人が声を上げた。音楽の世界であれば、それはロックの始まりであったように思う。前時代ほどの格差が無くなった現代社会において反骨の精神的支柱であったロックは力を失いつつある。
それでも心に響く音楽というのはどこかにロックな気質を持っている。この曲はテンポよいリズムで流れているが、僕にはジェームズ ボンドの映画に出てくる曲のように感じる。あらゆる局面で負けない不屈の精神を持つジェームズ ボンドにもロックな魂があり、英国の中に存在する理不尽な格差をシニカルな素振りの中に表しているようにも思う。
♫NOW THE TIME FOR LOVE(自由に歩いて愛して) by PYG
ショーケンとジュリーのツインボーカル。
大野克夫のオルガン。井上尭之のギター。
1971年のアルティメットGS
♪Cantaloop by US 3
「レディース アンド ジェントルマン」
のMCで始まる、この曲。勿論誰もが知っているハービー ハンコックの曲をベースにUS 3がやってるのだけど、このUS 3という名前を聞いて、「ん?ホレス パーラン?」と思ったジャズ好きは多いに違いない。ホレス パーラン トリオが作った名アルバムのタイトル名に「US THREE 」というのがある。だからだ。
さて、このUS 3のCantaloopにはハービー ハンコックそしてホレス パーランという要素が加わっている事がわかった。そうしてもう一つアート ブレイキーの要素が加わっている。という事を知る人は、かなりジャズに精通している。と言える。冒頭の「レディース アンド ジェントルマン」のMCはアートブレイキー&ジャズメッセンジャーのアルバム「バードランドの夜」の冒頭のシーンから拝借しているからだ。
ジャズ クラブ バードランドの名物MC、ピーウィー マーケットがマイクを握り、「紳士淑女のみんなぁ、今夜このバードランドで、ブルーノート レコードのレコーディングをやるんだ、拍手頼むよ!!」ってな事を言って客を煽っている。
そんなブルーノート レコードの様々な要素を盛り込んだ
♪Cantaloop by US 3
その曲自体もちろん素晴らしいが、ジャズの面白さを見事に散りばめ、オマージュした名曲だと思う。
♪MOANIN' by Charles Mingus
「ジャズマン誰が好き?」と聞かれたら、1も2もなく、僕は「ミンガス」と答える。コンポーザーとしても勿論、ベーシストとしても無論、ミンガスを置いて他にはいない。彼が作る世界はジャズだけでは括れないスペクタクルがあるように思える。そしていろいろな分野で彼の評価は高い。
例えばニューヨーク生まれの映画監督マーティン スコセッシ監督はザ・バンドやストーンズなどの映像を撮ったりと音楽に対してかなり精通しているが、彼がメガフォンを握った「The Wolf of Wall Street」の中でも、ミンガスの曲は使われている。この映画はデカプリオが主演の映画で、ハチャメチャに面白いウォールストリートを舞台にした映画。お勧めです。
そしてエリック ドルフィーやホレス パーランといったジャズマンはミンガスとよくプレイしたが、彼らの個性もまた素晴らしく、マイルス デイヴィス一辺倒の日本のジャズ評論の中で、ミンガスを中心に置いた相関図を元に新たなジャズ評論を唱えると、日本に定着しているジャズの見方が少しだけ多様性をもたらすようにも思える。
ミンガスの名曲をあげると枚挙にいとまがないが、僕は特にこのグルーブする曲が好きで事あるごとにお勧めしている。
余談だけど、タイトルのMOANIN'。
タイトルの最後にIN'とある。ジャズの場合、INGとは表記ぜずに、IN'表記でINGと読む。機会があれば、目をこらすと、ジャズの曲名の中にIN'は沢山見つける事ができる。たかがタイトルだけど、これもまたジャズ的な表現の要素の一つと言える。
♪Come With Me by Tania Maria
ジョアン ジルベルトと言い、このタニア マリアと言い、ブラジリアン ミュージックは時にとんでもないくらいすごい曲を世界に送り込みますね。
「音楽に国境はない」とよく聞くが、国や民族を超えて単純に喜ばれる音楽をリリースする事は本当にすごいですね。
ファンキーな熟女タニア マリアやシャーデーは僕の中ではもう世界遺産。
彼の"FREE"も好きだけど、この曲「Heading Home」を聞いた時は「待ってました」と思った。リリースが2004年だからもう14年も経つ。ジャック ジョンソンがデビューしたおかげで、ベンチャーズやビーチボーイズに始まったサーフやビーチの音楽が、完全に新しい方向へ舵を切って、キャンプファイヤーソングにもなってくれた。ジャック ジョンソンが作った流れ。彼を源流に嬉しい方向にどんどん広がってくれた。
18 Oct. 2018
♪ REFLECTIONS by Bill Conti
サウンドトラック
70年代、全ての映画ファンを魅了した映画「ROCKY」
ロッキーはその後続編が制作されてⅡ Ⅲ Ⅳ.........と絞りかすが出なくなるまで続いたが、ビル コンティが作った最初のサウンドトラックのメイン曲、「ロッキーのテーマ曲」は時代を超えて愛される。このサウンドトラックは他の曲も素晴らしいので是非聞いて欲しい。
そして最初にシングルカットされたメインテーマ曲のB面に収められていたのがこの曲「リフレクション」だ。
70年代の匂いが香るサウンドの裏にある精神の起伏。静かな闘志が見え隠れするエモーショナルな曲。どこかに迷いや先が見えない閉塞感。試合前のボクサーが抱える緊張感が全編に感じられる。
日常で、そんな心境になったときに、この曲を聞くとリラックスした気分を味わえる。
5 Sep. 2018
♪KNOW - HOW by Kings of Convenience
ノルウェー出身のアコースティック ポップデュオ
キングス オブ コンビニエンス。
彼らのアルバムはどれも素晴らしく、優しい北欧の雰囲気が全編を通じて感じられる。特にこの曲はレスリー ファイストが参加した事で、彼女のハスキーでフォーキーな歌声が華を添えている。彼らのアルバムは合計で3枚発売されているが、どれも素晴らしい出来なのでこの曲が気に入ったら是非全てのアルバムを聞いてみてほしい。
24 Aug. 2018
Black
アルバム「DRUNK」に収録されているこの曲。僕はとても好きだ。
サンダーキャットの曲は70'sの頃全盛だったブラックコンテンポラリーミュージックをどこか彷彿とさせる。そんな蕩ける音楽がいくつかある。
19 July 2018
CHILL OUTなメロー グルーブ。
♪ White Gloves by Khruangbin(クルアンビン)
彼らの音楽は、60~70年代の匂いがするソウル・ファンク・サウンド。
その上、東南アジアのポップス・ミュージックが香辛料のように所々入るメロウでチルなエキゾチックサウンド。
今の時期、熱帯夜にピッタリな音楽。
I like this music. It’s really chilled.
16 , May 2018
S L E E P E R b y B L A C K T A P E
福岡の中心地、大名にある人気のダイニングバー「STEREO」
彼らが運営する「STEREO COFFEE」でこのアルバムに出会った。
お店でゆるく流れていたこの曲が耳に止まり、シャザームするもキャッチできず。お店の方に「今かかっているのは?」と尋ねると、彼ら「STEREO」グループが『LIVING STEREO RECORDS』と言う音楽レーベルを立ち上げて、第一弾アーティストとしてリリースしたのがこのアルバム「SLEEPER」だそうだ。
彼らはピアノ、ベース、ボーカルからなる鹿児島出身のJAZZ ユニットだそうでグループ名を「BLACK TAPE」と言う。「? えっ、日本人なの?」と聞き返す程、音が全く日本人離れしていた。
彼らのバックグラウンドはよく知らないけど、刺さる音楽であることは間違えない。
その後、僕はSTEREO COFFEEでエチオピアナチュラルとこのCDを手に入れ空港で借りたマツダのコンバーチブルカーに乗って湯布院へと向かった。車内で早速このCDを聞くことはできなかったが、横浜に戻ってからゆっくりと聞いた。 森の香りがする九州横断道路で、由布岳を眺めながらこのアルバムをかけてドライブすれば、アクセルを踏み込まなくても、旅心はあっという間に加速して制限速度を超えてしまうだろう。
文化という点で、長い間日本を牽引してきた東京。しかし今日現在、決して東京が最も豊かで優れた文化を保有する都市ではなくなっていることをこのアルバムが証明している。彼らが東京ではなく世界で賞賛される日を心待ちしています。どこの国に出て行っても通用する世界レベルの音楽センス。
僕は横浜で、MINIに乗って、この音楽が持つ世界観を満喫したいと思います。
素敵な音楽を有難う。
Jazz is.................
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デューク・エリントン、ビリー・ホリデイ、ルイ・アームストロング、マイルス、ミンガス、チャーリー・パーカー、コルトレーン、ガトー・バルビエリ......11人の巨匠とともにJAZZとは何かを探究する本書は、これぞまさにジャズ賛歌。あまたの証言をもとに、素晴らしきジャズの世界を堪能させてくれる。「不屈の個性派たちの歴史」を活写した、ジャズ・エッセイの名著にして「名言集」だ。著者は米国におけるジャズ批評の第一人者。少年小説の名手としても人気を集める。政治問題にもリベラルな立場から発言を続け、『ヴィレッジ・ヴォイス』で長年にわたりコラムを連載。著書に、『ジャズ・カントリー』『アメリカ、自由の名のもとに』ほか。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------以上は出版社のコメントである。
TSUKU-HAEのテーブルTALBOTの上に乗ったこの本はナット ヘントフによって書かれたジャズ エッセイ「 JAZZ IS 」。出版社のコメントにある通りジャズ賛歌と言えるこの本は、多くのジャズレコードのライナーノーツを書いてきたナット ヘントフならではの一冊だと言えます。僕は植草甚一さんの書いたスクラップブックでジャズを”読み始め”、中山康樹さんの書いたブルーノート入門で”聴き始め”ジャズ批評や後藤雅洋さんや相倉久人さんの書いた本で再び”ジャズを読み始めた”。ジャズは音楽なので聴くもの。と思っていたけど読んでから聴くとなお面白いということにどこかで気がついたので、それからは「読んで聴く」ようになった。実はファッションやインテリア、そしてコーヒーや家具も同様で、読んでから使うととても面白いことに40歳を過ぎたあたりから気がつき始めた。今となっては何を選ぶにしても読まずに買うことはあまりしなくなった。モノの裏側には多くの物語が詰まっている。今日、消費社会の陳列棚には溢れるほどのプロダクトが所狭しと並んでいて、モノ達はこちらを見て皆微笑む。しかし残念なことにプライスはすべてのプロダクトに付いていても、物語は添付されていない。物語を知り、モノの背景を知り、それを手にする時、そこには生命が漲(みなぎ)りモノの遺伝子やルーツが現れる。それは一つのドラマとも言える。つまり後日愛着がわくモノとの出会いはこのようなところにある。ところが背景がなく、表層を飾って微笑むだけのモノ達は模造されただけのプロダクトなので、そこに彼らの生みの親や物語は存在しない。いや、親なしの子はいないので、彼らは試験管で作られたクローンベイビーと呼べばいいだろうか? 物語もなく生まれてきたクローンの人生とは創造者を豊かにする為に集金する事だけが目的。だから僕はクローンとなったプロダクトを憐れみ、極力近づかないように心得ている。ネット ヘントフはジャズの物語を紡ぐ。そこにはジャズの生命が漲り音楽はただの音ではなくなる。