JAPAN - DI
JAPANDIについて
JAPANDI (ジャパンディ)は世界に浸透した新しいスタイルです。日本でも多くの人がジャパンディスタイルを取り入れたインテリアを楽しんでいます。
日本を意味するJAPANと、北欧を意味するSCANDINAVIA。この二つの言葉を掛け合わせた新しい言葉、新しいスタイル、それがJAPANDI STYLEです。
北欧諸国は日本の事が大好き。日本も北欧の家具や照明・文化が大好き。どこかでシンパシーを感じ合う両者がインテリアの分野において同居したり影響しあったりするうちに一つの空間を作る要素として、日本ぽさ、北欧ぽさを合わせて取り入れると、素敵な空間ができるじゃない?という考え方をする様になりました。
僕が訪ねた、アルテックの創業者、アアルトの自宅(フィンランド ヘルシンキ)、そこには簾や手押しの日本製トローリーがあったり、デンマークのコペンハーゲンにあるデンマークデザインミュージアムではLEANING FROM JAPANという企画展をやっていました。柳宗理のバタフライスツール を中心に古い日本、新しい日本の工芸品をそれぞれ展示していたり研究したり。お互いがその文化を尊敬する関係を持ちながら今もシンクロ化は進んでいるように見えました。
そしてこの新しいスタイルを気に入っているのは、日本人や北欧の人以上に欧州やアメリカのインテリアに敏感な人々です。彼らは日本人以上にジャパンディスタイルにはまっています。テニスで有名なシャラポア選手。彼女の自宅もジャパンディ スタイルでできています。
その昔(1870年頃)パリやロンドンから始まったジャポニズムの流行。当時は、着物やちょんまげ、広重や北斎の絵画、そして少し時代が下がってイサムノグチの照明AKARIなどが欧州で人気を博しました。当時はエスニック的な扱いの日本文化でしたが、現在のJAPANDIは当時とは少し様子が違う様です。
現在を生きる西洋の人々が風の時代にインテリアに求め始めたのは、三次元で出来た派手さや色に溢れ、光に溢れた空間ではなく、二次元的な落ち着きでした。
そして日本では生(き)や素(す)という言い方で表現しますが、素材を生で使う事。故に木材は無垢の檜や杉の木。そしてバーチやウォルナットそういった無垢の素材を好んで使用します。素焼き、素地、質素そういったものはジャパンディの感性に合ってきます。
TSUKU-HAEでは国産の素材(檜や杉、古材)を使ったマテリアルの提案。さらにその様な素材を使った家具や什器を提供いたします。また欧州独特の素材とも言えるバーチ材(白樺)や北欧家具でよく使用されるウォルナット材やチーク材を使った家具も製作します。ジャパンディスタイルは日本と北欧に限定する定義ではありません。
そのスタイルの大きな要素は
柔らかい光、静けさのデザイン、自然を感じられるモノ達。
この3点がジャパンディ スタイルたらしめているところかと思います。
日本、北欧のモノに限らず、静けさのデザインを作るための生や素なモノも合わせてご提供いたします。
MATERIALS ( 建材 )
●仕上処理:檜(ひのき)/ 杉といった特徴ある日本の無垢木材を使って、不燃処理を行ったり、塗装したり。必要なサイズ・数量で梁材や壁材をご提供いたします。
●無垢古材:店舗の天井や梁・柱で使用する古材の角材(無垢杉材 90〜105mm角)をご提供いたします。( 長さ2200〜2400mm )
PRODUCTS ( 家具・什器・椅子 )
●目的に応じた、家具や什器製作を致します。全てはワンオフで作るオーダーメイド・ハンドメイドです。